@article{oai:lib.cku.repo.nii.ac.jp:00001355, author = {岡室, 美恵子 and Okamuro, Mieko and 染矢, 将和 and Someya, Masakazu}, issue = {56}, journal = {千葉経済論叢, CHIBA KEIZAI RONSO}, month = {Jul}, note = {本稿では、ISと石油価格の下落という政府の力の及ばないショックの影響で急速な経済の失速と共に財政状況の悪化を招いたイラクのマクロ経済および財政・債務に関して考察する。まず、イラク戦争後の経済発展を概観し、その後2014年以降、イラクの財政運営を分析する。景気循環調整済み基礎的財政収支、Fiscal StanceやFiscal Impulseといった指標を使用した分析では、2016年のイラクの急速な財政改善は景気循環の追い風はあったことが判った。財政反応関数の推計では、イラク政府の財政運営の連続性や石油価格との強い相関が認められた。さらに、将来の需給ギャップの見通しが財政運営に反映されていることが判った。債務のリスク分析では、各種リスクは比較的小さいものの現在の中央銀行による間接的財政ファイナンスの停止が今後の債務管理の要諦となることが判った。}, pages = {1--20}, title = {低石油価格下におけるイラク財政運営 - 財政反応関数の推計と債務に関するリスク分析 -}, year = {2017}, yomi = {オカムロ, ミエコ and ソメヤ, マサカズ} }