@article{oai:lib.cku.repo.nii.ac.jp:00001561, author = {青木, 慎 and Aoki, Shin}, issue = {64}, journal = {千葉経済論叢, CHIBA KEIZAI RONSO}, month = {Jun}, note = {本論の目的は、フレキシキュリティという原理に基づく制度がケインジアンのマクロ・モデルをフレームワークとして、均衡点への動学的安定・不安定条件を示すことにあります。特に、フレキシキュリティの重要な要素として、家計の連帯的貢献(solidarity contribution)が強く要求され、家計への重い負担に対して保険的な手厚い保障を採用する傾向が見られる。  本論では、そうした経済主体間の移転支出のみで解決するのではなく、一部の支出を政府と中央銀行から成る統合政府からのマネタリーベースで資金を調達する場合を考えます。こうした仕組みは、高いインフレーションが生じる懸念があり、動学分析では均衡点から発散する問題が生じる可能性があります。 本論は、こうした条件の下で均衡点への動学的安定・不安定条件を示すことに努めます。}, pages = {17--31}, title = {フレキシキュリティのケインジアン・マクロ動学}, year = {2021}, yomi = {アオキ, シン} }