@article{oai:lib.cku.repo.nii.ac.jp:00001621, author = {近藤, 光 and Kondo, Hikaru}, issue = {67}, journal = {千葉経済論叢, CHIBA KEIZAI RONSO}, month = {Dec}, note = {現在,様々なコンテンツにおいてCGを活用した3D表現が導入されている。日本では,先端技術としてのCGがハードウェア性能で優位に立つアーケードゲーム市場において導入され,やがて家庭用ゲーム機の性能向上によって家庭用ゲームソフトにも展開されていった(近藤,2021)。 スクウェア(現スクウェア・エニックス)が1997年に発売した「ファイナルファンタジーⅦ」の成功はRPGというジャンルにおける3DCGの展開という意味で大きな転機となった。ゲームへの3D技術の導入としてはセガ,ナムコといった企業よりも後発といえるが,スクウェアは急速に技術力を高め,「ファイナ ルファンタジーⅧ」,「ファイナルファンタジーⅩ」を発売,そしてフルCGの長編アニメーション映画「ファイナルファンタジー:The Sprits Within」を公開するに至った。 本研究では,1983年の創業から2003年エニックスと合併するまでのスクウェアの企業活動に着目して,どのような戦略的意図を持って技術開発が行われたのかを明らかにする。また,スクウェアの技術開発重視の姿勢とゲーム産業における「技術」の重要性について論じる。}, pages = {145--164}, title = {ゲームソフトメーカーの成長戦略 ―スクウェアによるゲーム開発とコンテンツ産業における共進化―}, year = {2022}, yomi = {コンドウ, ヒカル} }