@article{oai:lib.cku.repo.nii.ac.jp:02000016, author = {川名, 禎 and Kawana, Tadashi}, issue = {68}, journal = {千葉経済論叢, CHIBA KEIZAI RONSO}, month = {Jun}, note = {戦国期における城下の実態は、従来その都市的な側面に注目が集まっていた。しかし、戦国期の城下は近世のそれとは異なり、その領域が制度化されておらず、何を以て城下と捉えるのかという点に課題が残されている。本稿では戦国期結城氏の家法とされる「結城氏新法度」の分析から、結城氏本領を示す「膝の下」という領域に注目する一方、商工業の進展ではなく、領民の役負担によって城と強く結びつく領域の在り方を明らかにした。さらにそうした領域を「城鄕」と捉え、城の労働力編成によって結びつく領域と位置づけた。戦国期における結城の城鄕は、やがて近世に至り「結城本郷」という広大な藩政村に継承され、形を変えつつも近代にまで至ったのである。}, pages = {265--280}, title = {「結城氏新法度」にみる戦国期の結城について}, year = {2023}, yomi = {カワナ, タダシ} }