@article{oai:lib.cku.repo.nii.ac.jp:02000060, author = {佐藤, 典子 and Sato, Noriko}, issue = {69}, journal = {千葉経済論叢, CHIBA KEIZAI RONSO}, month = {Dec}, note = {超高齢社会の日本においてケアを行う看護師と患者の関係を研究してきたが、看護師が毎年、一割以上、離職する理由は何か。その離職の理由として、近年の研究において、看護師の過重労働が挙げられているが、その主な先行研究は、経営学、とりわけ、組織論からの研究が多く、組織全体の改善を求めるような問題提起が多い。もちろん、こうしたマクロな問題提起には病院全体のいわゆるパフォーマンスを上げるという意義がある。一方で、看護師に限って言えば、これまでの筆者の研究では、看護師の特徴であるジェンダー化――担い手の9割が女性である――が看護師のあり方に影響があるのではないかと仮説を立て、過労の原因を探ってきた。その結果、ジェンダー役割として、過度に利他的な役割を要求されることに原因の一つがあると明らかになってきた。本稿では、ジェンダー役割とは異なる視点――実際の看護そのものはどのように行われているか――を考えながら、「間合い」をキーワードに看護師の過労について考えてみたい。}, pages = {127--136}, title = {「コミュニケーションと看護――過重労働を防ぐありかたとしての『間合い』」}, year = {2023}, yomi = {サトウ, ノリコ} }