@article{oai:lib.cku.repo.nii.ac.jp:00000991, author = {染矢, 将和 and Someya, Masakazu and 岡室, 美恵子 and Okamuro, Mieko}, issue = {52}, journal = {千葉経済論叢, Chiba keizai ronso}, month = {Jul}, note = {シャドウバンキングは1970年代の米国に始まり、2000年代に米・EU圏、イギリスで飛躍的に拡大した。2007年のサブプライム住宅ローンに端を発した金融危機とその後の中国の融資平台を通した理財商品の活況により最近ではシャドウバンキングのリスクに焦点があてられることが多い。本稿の前半ではシャドウバンキングの機能を解明し、功罪を分析する。シャドウバンキングの台頭の背景に伝統的銀行業務の変容があるものの、銀行はシャドウバンキング活動においても広範囲な役割を果たしていることが判った。また、シャドウバンキングによる悪影響はあるものの、銀行、借り手、投資家、経済全体に対しても貢献していることが観察された。後半部では、中国のシャドウバンキングと呼ばれているセクターの発展状況とその背景を公式統計データ利用し考察した。中国のシャドウバンキングの特徴は、金融セクターが未成熟な段階で、資金融資のニーズが生じ、公有セクターを中心とした金融体制の中で規制を回避し迂回して融資を提供または調達する構造がデータ上からも明らかになった。また、特定の資金融通スキームに規制が加わると、それを回避しつつ、資金は流動しつつも社会における融資の規模は拡大している。, KJ00009856642}, pages = {25--50}, title = {シャドウバンキングの功罪と中国金融セクター}, year = {2015}, yomi = {ソメヤ, マサカズ and オカムロ, ミエコ} }